2024.12.08研究室ニュース
核融合科学研究所に黄梅教授来訪
中国の西南物理研究院SWIP（Southwestern Institute of Physics）から黄梅教授らが，12月3日から6日にかけて共同研究のために核融合科学研究所（NIFS）に来所されました．
黄梅教授は，核融合エネルギーの研究において世界的に著名な研究者であり，今回の訪問は両国の科学技術協力を一層深める重要な一歩となります．
黄梅教授は，到着後すぐにNIFSの研究施設である大型ヘリカル装置LHDやその周辺施設を視察し，我々と意見交換を行いました．
また，「Development and Preliminary Heating Experiments of Electron Cyclotron Resonance Heating and Current Drive System on HL-3 Tokamak」
のセミナーを行い，LHD実験メンバーらと議論が交わされました．
LHD本体室にて．近くでは解体整備中のプラズマ加熱用の負イオン源を見ることが出来ました．
LHD本体室にて．次の日にはプラズマ加熱用のジャイロトロンなどを視察されました．
最終日は名古屋市内で懇親会を行いました．
おいしく和牛の焼肉をいただきました．
黄梅教授の訪問は，核融合エネルギーの研究における国際的な協力を深める重要な機会となりました．