2021.07.10研究成果
プラズマ中のイオン流の分光イメージングに関する論文が英文科学雑誌に掲載
コヒーレンスイメージング分光の波長較正に関する研究成果"Calibration of coherence imaging spectroscopy using spectral line sources" がReview of Scientific Instruments(AIP publishing)に掲載されました．(K. Ueda et al., Rev. Sci. Instrum 92, 073501(2021))
コヒーレンスイメージング分光(Coherence Imaging Spectroscopy:CIS)は干渉を利用した分光計測手法です．プラズマ中のイオンの発光スペクトルのドップラーシフト成分からイオン の2次元流速イメージを得ることができます．新たにコヒーレンスイメージング分光の高精度波長較正手法を開発しました．
論文のリンク先 https://doi.org/10.1063/5.0043875
CIS計測における光学系改良前(case 1)と後(case 2)の波長分散特性． モノクロメータによる波長構成手法の確立と干渉像の縦縞の歪み補正により空間精度が向上させることができた．