2021.02.13研究室ニュース
実験装置の1/30スケールの模型を3Dプリンタで作成．
磁気圏型プラズマ装置RT-1の容器内部とプラズマを説明をするために，3Dプリンタを使って1/30スケールモデル(直径約7cm)を試作しました．大学院生の上田君が3次元モデルをCADで作成し，印刷，サポート材を除去して組み立てました． 光硬化樹脂を使っています．まだ塗装の途中です．内部の透明なドーナツ状のものがプラズマで，ミリ波干渉計で再構成した形状で再現しています．内側に超電導浮上コイルがあり，プラズマを閉じ込めるダイポール磁場を発生しています． これは試作で，1/20サイズにスケールアップする予定です．
磁気圏型プラズマ装置RT-1のCADモデルの分解図．
3Dプリンタで試作した磁気圏型プラズマ装置RT-1の1/30スケール模型．場所によりサポート材の影響で表面の見栄えが変わります．
RT-1の真空容器内部も再現しました．
updated on 2021.2.20 ステンレス容器に当たる部分を銀色に，吊り上げコイルを赤で塗装しました．プラズマはピンク色の材料で成形したので塗装していません．